株式会社シンプリーホーム

川口のリノベーションならリノベ工務店 リノベエ | 代表あいさつ

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代表あいさつ

親子三代にわたるヒストリーをご紹介

GREETING

工務店の息子として生まれ、自身も現場監督として勤務していた経験があります。経営難で一度は倒産しましたが、なんとかもう一度復興させたいという想いから、新たに事業を始めました。今では息子も経営に加わり、より良い住まいの建築に尽力しております。新築住宅よりもリノベーションやリフォームの需要が増えてきていることから、新たに自社ブランドを立ち上げました。


ご挨拶

株式会社シンプリーホーム
 リノベ工務店リノベエ 代表取締役
 / 佐藤 輝夫

お陰様で株式会社シンプリーホームは来年20年を迎えます。

父の代の佐藤工務店からの活動期間合わせますと2024年で68年となりますが…実は23年前父の会社佐藤工務店は一度倒産しております。

今でもその時のことは鮮明に覚えております。

高齢で破産した父と母は何もかもを無くし、失意のままやりきれない日々を過ごしておりました。当時実家で現場監督であった私も1年以上給料が支払われず生活に困窮し、所帯も有り、子供との生活もある為、やむなく破産する5か月前から離職する事となりました。当時は兄が営業として経営をおこなっていましたので任せる形となりました。しかし、言うなれば実家を見捨てた形にはなります。断腸の思いでした。そして数か月後佐藤工務店は事実上倒産しました。

慣れ親しんだ実家も人手に渡り今までの人間関係も一変しました。世の中にはもっと厳しい人生経験をした人がいると思いますが、私にとっては生まれ育った実家が破産し、無くなってしまったことは非常に悲しい出来事でした。

その後、私は再就職を経て不動産仲介の職に就き数年を過ごしましたが、一度無くなった父の会社を復興させたいとの思いが日に日に強くなり、父の弟子であった大工に頼み込んで協力してもらい新しく会社を興しました。

それがシンプリーホームの始まりです。20年前の事でした。

父や兄の商売下手のせいで多くの人達にご迷惑をかけたことも忘れてはいません。二度と協力業者さんにも大工さんたちにも迷惑はかけまいと思いながら続けてまいりました。小規模事業者であり、家族経営の小さな会社ではありますが建築の知識に関しては経験を積み重ねてきた自負が有ります。

街の工務店として、より良い住まいの建築に携わる事が自分の役目だと思い活動してまいりました。

地域の木材(埼玉県産材)の普及活動や安全な防蟻剤処理(ホウ酸処理)への取り組み。減震装置を標準装備とする地震への対策。建物の高断熱化により温度変化を減少させ、ヒートショックによる体調悪化の予防と省エネルギー化への取り組み。私が考えうる安心安全への家造りに取り組んでまいりました。

ただ、近年はコロナの影響で新築の建物価格と不動産価格が大きく値上がりをしており消費者の方々の買い控えが続いています。新築需要が落ち込み、業界全体が業績不振に陥っている状況です。

その為、中古住宅、中古マンションの需要が膨らんでいます。中古物件を購入し、好きなテイスト間取りでリノベーションするお客様が増えてまいりました。そして弊社の受注も8割がリフォーム、リノベーションに変貌いたしました。

会社設立20年を機にリフォーム、リノベーション事業をより活発化するため新しい自社ブランド「リノベ工務店」略しまして「リノベエ」を立ち上げることとなりました。自社の管理によるワンストップの施工が特徴です。営業も施工打ち合わせも、現場指示、管理も全て私と息子が行います。どうぞお見知りおきください。

最後にもう一つ、建設業界全体の悩みなのですが、職人さんの高齢化と後継者不足による廃業が増えており、事業後継者不足がいよいよ深刻化しております。

これから必要なのは職人さんの単価アップと技術者育成だと思っています。
ただでさえ3Kのクレーム産業ですので若者が希望する職種では有りません。きちんと稼げて、仕事も教えてもらえる環境作りをしないと若年層が取り込めないのです。20代の人たちに支えてもらえないとこの業種は衰退の一途です。

私は大工ではないので施工管理、事業経営の事しか教えられないのですが、ひとつだけ嬉しいことに息子が事業を継いでくれることとなりました。大学卒業後からすぐに手伝ってくれて、私事ですが嬉しい限りです。まだまだ経験不足ではありますが色々なことを伝えていこうと気持ちを改めています。希望ではありますがこの地域に根付き、地域の皆さんに愛される工務店になるよう引き続き努力してまいります。

地域の工務店として、これからもご愛顧のほどどうぞよろしくお願いいたします。

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